伊是名淳のFeelin' Good！

薄曇りの朝、突然出て行った彼女から一通の便りが届いた

どしゃ降りの雨の中、開ける便箋からは違う土地の薫りがする

中には2回、丁寧に折られた手紙とクシャクシャになった柔らかな紙

そのクシャクシャをそっと広げると、そこには鈍く光る・・・

｢合鍵｣



言葉の無い終わりを告げられた瞬間。
雨は止みそうに無い


え～っと、手紙には・・・ナニナニ

｢社長、ま・さ・かの～ＶＩＶＡＣＥの鍵、返し忘れてました！
びっくりです（笑）
一緒に送った鹿サブレと奈良漬、食べて下さいね～。
ではでは、皆さんにヨロシク。　　　　　　　　　　　　　　　前田　彩｣

って、ＶＩＶＡＣＥで一緒に陶芸をしてた前田彩が帰郷した奈良から送って来た手紙の話しだったんだけど、合鍵を手紙で返されるって後にも先にも無いはずだから、つい張り切って

失恋男風味　思い出仕立て～季節の雨を添えて～

にしてみました。

その前田彩


帰る前に行った個展会場に小学3年生の時に描いて彫った作品が飾られてたんだけど・・・


驚愕です。10歳です。凄いんじゃない？この孤独＆閉塞感（笑う所）
数年後には活動場所をＮＹに移すと宣言して出ていったので、今から楽しみです。
頑張れ！アーヤー！絶対、大丈夫。