伊是名淳のFeelin' Good！

先週末、このブログでも紹介したアーティスト「首里フジコ」のライブに行ってきたんだけど、結論を先に言うと今まで観た中で一番の出来だった。

活動を再開する前の彼女のLIVEを聴いた事がある人はわかると思うけど、ある意味、近寄りがたいくらいの空気感を放って彼女は歌に挑んでいた感があったと思う。
そう、とても挑んでいた感があった。
それは決して悪いことではなく、むしろ沖縄には居ないタイプのアーティストで独自の世界観があって面白いと思っていた。

ただ、気になっていたのは彼女のもう一つの顔。すでに伝説となっている
「女体体操」でのパフォーマンスとのギャップ。どっちが本当の顔なのか？巷のアーティストが別名義で違う表現方法を試みるソレと同じことなのか？
疑問ではあった・・・

しばらくの休止期間中に彼女の心境に何があって、どう変わったのかはわからないが、歌う事、表現する事を本人が一番楽しんでいるという事を全ての観客が感じ取ったと思う。


個人的にはニーナ・シモンの「Feeling Good」が唄われた時「あぁ～オレに唄ってるなぁ～」と強い妄想も抱けて、とても良かった。


歌のLIVEの後は、これも楽しみにしていた「ラマンオキナワ」のパフォーマンス。
ラマンオキナワとは女体体操のメンバーでもあった山城智佳子と首里フジコのユニット。これが超アングラでシュール。ジワジワ系の笑いがツボにはまった。


本人にコンセプトを聞いたら結構ディープでシニカルなメッセージだったと知り驚いたけど、知ってから観ると難しい感じになると思われるので、まずは機会がある時にパフォーマンスを観てみて下さい。

歌もパフォーマンスも凄く自然体で、自分の全てを受け入れた感じ。それを本人が一番楽しんでいた所をみると「首里フジコは首里フジコのラマンになったんだな」と納得して会場を後にしました。

近い内にビバーチェでもやって貰いたいと思っていますので、その時はこのブログでイチ早くご報告しますね。

次回、伊是名淳のFeelin' Good！タイトルは「AVの館」
それでは次回までFeelin' Good！